1963-07-04 第43回国会 衆議院 社会労働委員会 第46号
○五十嵐政府委員 新産業都市の問題につきましては、その都市建設の基本計画におきまして厚生省もその協議にあずかるという形になっておりますので、新産業都市を建設する基本的な段階でそういう公害をあらかじめ予防するという趣旨から、この建設の基本的な計画ができなければならないと考えておるわけでございます。 なお、この新産業都市が建設されまして、その都市がかりにばい煙の排出の規制等に関する法律の指定地域にならない
○五十嵐政府委員 新産業都市の問題につきましては、その都市建設の基本計画におきまして厚生省もその協議にあずかるという形になっておりますので、新産業都市を建設する基本的な段階でそういう公害をあらかじめ予防するという趣旨から、この建設の基本的な計画ができなければならないと考えておるわけでございます。 なお、この新産業都市が建設されまして、その都市がかりにばい煙の排出の規制等に関する法律の指定地域にならない
○五十嵐政府委員 地域の指定は、実はいま事務的には進めておりまして、今回提案、御審議をいただいておりますこの法律案の成立、可決を見ました暁には、直ちに指定をする準備を進めておるわけでございまして、おくれております理由は、地域が指定になりましたときに、この法律と条例との間に法律上の解釈の明瞭を欠く点がございましたので、その点の解釈を明瞭にするために今回法律の一部改正案をお願いしておるわけでございます。
○政府委員(五十嵐義明君) その点は、都市局と関係なしに私どものほうが終末処理場を勝手に計画するということは絶対にございません。それは法律の中にもその点が第三条の三項にございまして、これを建設大臣と厚生大臣が、下水道整備計画、それから終末処理場、しかも、その上、屎尿処理施設も、なお終末処理場に後々転換するというような場合もあり得ますので、その三者について十分調整をはかって計画を立てる、こういうことになっておりますので
○政府委員(五十嵐義明君) 今の御質問は、むしろ逆のお答えのほうがおわかりやすいかと思いますが、私どもの計画としましては、建設省と密接な連絡をとりまして、建設省のほうで公共下水道の計画のあるもの、それの計画が明確になりましたものにつきまして、終末処理場の計画を私どもが検討をいたしまして、それについて許可をすると、こういう形になっておりますので、したがいまして、終末処理場が公共下水道の計画なしに先行するということはないと
○政府委員(五十嵐義明君) ただいま都市局長からも御説明を申し上げましたが、従来、公共下水道の排水面積に含まれる排水人口と屎尿処理の終末処理人口との間には、若干の食い違いがございまして、一口に申しますと、終末処理人口のほうがおくれておったわけでございます。したがいまして、このおくれを何とか取り戻して、公共下水道の整備と相待って、屎尿の衛生的な処理に努力すべく、従来十カ年計画を立てまして、建設省とも緊密
○五十嵐政府委員 四日市市の問題について、いろいろと例をあげましてのお尋ねでございますが、厚生省におきましても、四日市の問題につきましては、すでに三十七年度の予算におきまして厚生科学研究費として、ばい煙の人体に及ぼす影響の研究の対象として取り上げ、また、石油コンビナートにおける大気汚染対策に関する研究ということでもその対象に取り上げまして、実は研究をいたしておるわけであります。また、この地域の大気汚染
○五十嵐政府委員 お尋ねの新産業都市に関します厚生省関係の審議会の答申の中で、公害の部分について説明しろ、こういうお話でございました。実は御指摘のこの報告は、昭和三十七年度の厚生科学研究費で研究班を作成いたしまして、新産業都市における生活環境の造成に関する研究、こういう課題で、専門の学者の二十数名の方にお願いいたしまして、岡山県の水島をフィールドにいたして研究をしていただいたものでございます。 その
○五十嵐政府委員 現行の公害関係の法律につきましては、私ども厚生省と通産省との共同の所管になっておりますばい煙の排出の規制等に関する法律が第四十国会で成立いたしまして、去る十二月一日から一部実施されているような実情でございます。
○政府委員(五十嵐義明君) 下水道終末処理場の整備につきましては、この資料にございますように、到達目標を二千五百万と見ておるわけでございます。現在、水洗便所につながってこの形で処理しております人口は、この資料にもございますように、七百万でございまして、今後一千八百万人の整備を必要とするわけでございますが、でき上がりました形で昭和四十二年度の姿を見ますると、管渠の整備と、それから終末処理場の整備との調整
○政府委員(五十嵐義明君) 三十九年度と申し上げましたのは間違いでございまして、三十八年度を初年度とし、四十二年度を終年度といたします五カ年計画でございます。
○政府委員(五十嵐義明君) 御指摘のとおり、私どもこの三十九年度の予算要求にあたりましては、大臣からただいま答弁がございましたように、五カ年間で私どもの考えております緊急に汚物を衛生的に処理しなければならないという目標を立てまして、その予算の要求をいたしたわけでございますが、その目標と申しますのは、一応昭和四十二年、五カ年計画の終わりであります年度の人口を九千九百七十六万と見込みまして、その中で、特
○政府委員(五十嵐義明君) この数字は、全国を調べまして、その全数について適用したと、こういうふうに御説明できるかと存じます。したがいまして、北は北海道から南は鹿児島まで、その非常に多いところと少ないところとございますが、各県にわたっておりまして、市町村数で二百九十四というような数字が出ております。
○政府委員(五十嵐義明君) 厚生省関係の補助金の問題でございますが、これは、資料にもございますように、一万八千世帯——約八万四千人の者が雨水を飲んでおるわけでございまして、その雨水の中に放射能が入ってくる、これを除去するために、この施設、装置を貸与するという措置をとったわけでございますが、昨年これを実施いたしまして以来、先ほど科学技術庁からも御説明がございましたが、各地で天水その他の測定をいたしておりまして
○政府委員(五十嵐義明君) 厚生省関係の三つの五カ年計画について御説明を申し上げたいと存じますが、まず、これの事業量でございますが、先ほど申し上げましたように、昭和四十二年、五カ年計画の完了する都市の総人口を九千九百七十六万人と推定いたしまして、約一億でございますが、その八〇%、すなわち、八千万人程度の人口から排泄あるいは排出されます屎尿、ごみにつきまして、先ほど申し上げましたように、下水道終末処理
○政府委員(五十嵐義明君) ただいま大臣から、環状六号線以内の区域につきまして、建設省の下水道の環境整備、私どもの関係では終末処理施設の整備、あわせまして御答弁申し上げましたわけでございますが、そのほかに、なお関連の部分といたしまして、ちょっと御答弁の中にも出ました、たとえば横浜でございますとか、あるいはボート・レースが行なわれると考えられます戸田でございますとか、そういうところの屎尿処理施設を整備
○政府委員(五十嵐義明君) 厚生省関係の汚物処理の現況と問題点について申し上げたいと存じます。 ただいま建設省の都市局長から下水道関係につきまして御説明があったわけでございますが、私どもの屎尿処理につきましては、御承知のように、下水道の管渠につながります水洗便所から終末処理、こういう形で処理をするのが一番理想的な形であるわけでございますが、遺憾ながら、終末処理施設につきましては、下水道の管渠の整備
○政府委員(五十嵐義明君) 下水道、終末処理施設の整備状況につきましてのお尋ねでございますが、私の手元にあります資料によりますと、全国で三十七年度末に下水道を整備し、その地区の排水をいたしております人口の概数は、総人口の一二%、それから、その中で終末処理によりまして屎尿処理をいたしております人口は、総人口の約八%、このようになっておりまして、全部で百十一の都市が下水道、終末処理施設を整備し、その中で
○政府委員(五十嵐義明君) この五カ年計画のただいま申し上げました事業量を処理していきますための予算措置でございますが、これにつきましては、従来とも、かなりの程度で補助金、あるいは起債のワクが増加の傾向をたどって来てはおりますが、しかし、なおこれだけの事業量を処理するためには、相当巨額な費用が必要であることは申すまでもないわけでございます。しかし、この財源措置を補正予算でやるのか、あるいは昭和三十九年度以降
○政府委員(五十嵐義明君) ただいま大臣からお答え申し上げましたように、五カ年計画の構想といたしまして、私どもが達成目標として考えております数字は、昭和四十二年の国民の総人口を九千九百七十六万人、約一億でございますが、と推定いたしまして、この四十二年の時点で、市町村の責任で汚物を収集、運搬、処分しなければならないと考えられます、いわゆる清掃法によります特別清掃地域内の人口を、およそまるめまして八千万程度
○政府委員(五十嵐義明君) 御指摘のように、この事故が報告されました直後に、その濃厚に流れ込んだと思われる野川付近では、水遊びをしては困るとか、あるいはそこに浮き上がった魚を食用に供しては困るとか、広報車を通じて、できるだけの衛生的な協力を一般に呼びかけたわけでございます。 井戸水につきましても、これを東京都の手で検体をとりまして検査をしております。その検査の結果、使用が差しつかえないという成績が
○政府委員(五十嵐義明君) ただいま御質問になりました青酸化物の上水の水源に混入いたしました問題につきましての保健衛生上の諸対策の点でございますが、御承知ように、水道法には水質の基準がきめられておりまして、青酸化物等は、これを一定の方法で検査しまして、それが検出された場合には、その水は浄水としては使えないという建前になっておるわけでございます。したがいまして、昨日のお昼にこの事故が起きまして、連絡を
○政府委員(五十嵐義明君) まず、食品衛生監視の問題でございますが、監視員は、三十六年の統計によりますと、四千四百七十三名おりまして、これが国、地方公共団体、保健所等におきまして、それぞれ監視業務に当たっておるわけでございますが、何分にも、その対象となる施設が非常に多数でございますので、なかなか十分に監視の手が行き届かないということは、これは御指摘のとおりでございます。魚介類によります中毒が多いという
○政府委員(五十嵐義明君) 藤原先生御指摘のように、最近食品の事情が非常に好転して参りまして、生活水準もよくなってきたというにかかわらず、依然として食中毒が跡を断たない。大臣からもお話がございましたが、三十六年には罹病患者が五万三千余りになりまして、前年よりも非常に多く出たのでございます。三十七年にはこれが少し減りまして三万七千程度でございまして、現在四月の二十一日までの数字を見ますと、大体昨年並みか
○政府委員(五十嵐義明君) 今回の改正のみならず、この法律が制定されました経過につきましては、私も一昨年の秋ごろからずっと関与いたしておりまして、先生の御指摘になりますような通産省と厚生省との間の何か官庁間のあつれきと申しますか、あるいはなわ張り争いと申しますか、そういったもので事務がはなはだしく支障したということは私は感じておりません。むしろ私どもは通産省のお立場で業界と非常に密接な連絡をとりながら
○政府委員(五十嵐義明君) この法律の施行につきましては、御指摘のように、昨年の十二月の一日に、特定有害物質の指定でございますとか、あるいは和解仲介の制度等につきまして一部分動き出したわけでございますが、この法律の主体をなしております地域指定並びに排出基準等につきましては、ただいま先生がお話しになりましたように、私ども、事務的にも、この大よそ三月末を目標にいたしまして事務を進めて参ったわけでございまして
○五十嵐政府委員 先生が御指摘のように、必ずしも非常な悪意あるいは意地悪でやっているとは思われないことでも、御近所に非常な迷惑になる。道義的な解決ということをおっしゃられましたが、そういうことでちょっと心がければ解決のできるようなことが、何かこじれたために非常に大きな災いになっていることは、現実の問題としてあると思われるのでございます。私どもも堺市の北新町の実情を実際に詳しく承知しているわけでもございませんし
○五十嵐政府委員 ただいま御指摘の、換気装置等に伴う隣家あるいはその付近を通る方の御迷惑あるいは苦情等の問題でございます。これは私どもの環境衛生の立場で、従来ともいわゆる公害とでも申しますか、そういった問題で人体にいろいろ健康上支障がある。法律で規制してまいらなければ、環境の衛生を保全していくことができないというようなものにつきましては、先生御指摘のように水質の汚濁の防止でありますとか、あるいはばい
○五十嵐政府委員 衛生的な水を供給しなければならないという点は、まさにそのとおりでございまして、私どもも十分その点は承知し、またそれを促進したいと考えております。 ただいまの、係官が参りましてどういう話をしたかということは、それがうそとかあるいはほんとうであったとかということとは離れまして、この地区の住民に適切に衛生的な水を補給するという方向で、どういう裏づけをすればいいかということを、私どもは先生
○五十嵐政府委員 終閉山炭鉱の水道の財政措置につきまして研究が不十分だというおしかりでございますが、この点につきましては、私どもの従来の終閉山あるいは鉱害の分につきましての措置については、先ほど申し上げた通りでございます。今後の問題があるわけでございまして、その点につきまして先生から御指摘がありましたとおり、私どもも十分に検討して、研究をして、この問題の適切な措置をいたしてまいりたい、こういう決意を
○五十嵐政府委員 水道の問題に関しましては、先ほど来いろいろその処理につきましても、また費用の問題につきましても、具体的に御指摘になりまして御質問があったのでございます。私ども厚生省といたしましても、鉱害あるいは終閉山に伴う水道の移管あるいはその運営については、その地区の住民の生命にも関する問題でございますので、遺憾のないように措置をいたしてまいりたいという気持は、全く先生の御指摘のとおりでございます
○政府委員(五十嵐義明君) 御指摘のように、この答申が出ましたので、その内容を検討いたしまして、十一月の末に、先ほど先生が申されました課長名をもちまして各都道府県の主管の局長に連絡をいたしたわけでございます。なおそのほかに業者を集めまして、使用の方法を明確に容器に書くとか、誇大な広告を避けるとかいうようなことは、できるだけの措置はいたしたつもりでございます。 そこで、通常の使用方法、「洗浄の目的から
○政府委員(五十嵐義明君) この点につきましては、多少経過を追って御説明申し上げたいと思いますが、食品衛生調査会では通常メンバーが五十人もございますので、八部会を作っておりまして、常任委員会でこういった重要な問題をきめる慣例になっておるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、昨年の二月当委員会で、また四月衆議院の科学技術振興対策特別委員会でお取り上げをいただきまして、その後鋭意研究をいたしました
○政府委員(五十嵐義明君) 藤原先生の御指摘の点は、昨年の四月の十九日でございます。食品衛生調査会に大臣から諮問をいたしまして、その後科学技術庁の特別研究費などによります、かなり広範な研究の結果を総合いたしまして、十一月の十四日に答申をいただいたわけでございますが、その主文を申し上げますと、中性洗剤を野菜、くだもの類、食器等の洗浄に使用することは、洗浄の目的からはなはだしく逸脱しない限り、人の健康をそこなうおそれがない
○政府委員(五十嵐義明君) 金町浄水場の系統に入ります九万五千トンを羽村の系統に補給することにつきましては、私どもが技術的に聞いております範囲では、可能であるというふうに承知いたしております。なお、その具体的な細目につきまして御説明の御要望があれば、所管の水道課長がただいま参ると思いますので、そちらからまた追加して御説明させていただきたいと思います。
○五十嵐政府委員 これは、胎児性の患者が決定いたしましたのは昨年の十一月ごろかと存じておりますが、その後は、この例にならいまして出しているものと私は承知いたしておりますが、これは確認をいたしておりませんので、なお確かめてみたいと思います。
○五十嵐政府委員 水俣病の原因につきましては、今まで大へん長い間かかりまして、各方面から研究して参ったわけでございます。 原因といたしましては、ある種の水銀の化合物による中毒であろうということになっておるわけでございます。ただ、御指摘の、会社から排出される廃棄物との直接の関連については、学問的にこれを証明するという段階は非常にむずかしゅうございまして、ある程度の推測はつきますものの、その証明については
○五十嵐政府委員 水俣病の現在の患者数は総数六十八名でございまして、これは三十七年度末でございます。その中に先生御指摘の胎児性と申しますか、当初は脳性小児麻痺として別に取り扱っておりまして、最近一、二の死体解剖の結果、これはいわゆる水俣病と同じものであると決定いたしました。患者で現在生存いたしておりますのが、その六十八名のうち十五名でございます。そういうような状況でございます。
○五十嵐政府委員 適用するかしないかという結論は、お言葉を返すようでございますが、すでに出ておるわけでございます。それをどのように運用していくかという問題につきましては、今警察当局でも三月二十日までに調査をする、私どもの方も府県の実情を調査する手続を進めておりますので、そういった手続を進めまして、できるだけ早い機会に健全化の方向に向かって指示をして参りたい、こういうように考えております。
○五十嵐政府委員 お尋ねの興行場法の適用の問題でございますが、従来の実績から見まして、先生の御指摘のような問題はもちろん私どもも反省させられるわけでございますが、法の運用の建前からは、決してこれは適用しないということにはなっていないのでございます。いわゆるヌード・スタジオが興行場法の第一条にいうところの興行場に該当するという場合には適用するという建前をとりまして、三十六年の六月にも、地方の都道府県からの
○五十嵐政府委員 お尋ねの屠畜場の整備の問題でございますが、その点につきましては、御指摘のように、環境衛生の面から私どもの方が所管いたしまして、昭和三十二年以来十ヵ年計画をもちまして、起債によりましてその整備をはかって参っておるわけであります。これの整備の立地条件等につきましては、ただいま人口基準でやっているのではないかというようなお尋ねのように伺いましたが、これは、私どもの方では、むしろ食肉の生産量
○五十嵐政府委員 御指摘のように、排気ガスの問題は非常に大きな研究課題でございまして、私どもも排気ガスにつきましては、昭和三十五年以来三年にわたりまして。測定方法あるいは測定の機械器具等の研究をやって参ったわけであります。ようやく自動的に各種の有害ガス等を分離して測定できます機械の設計製作に成功いたしましたので、先ほど大臣から申し上げましたように、これを来年度は東京都内の要所に設置をして、その測定、
○五十嵐政府委員 御指摘の乳飲料につきましては、ただいま大臣からお答えがございましたように、主として衛生的な見地から、細菌数でありますとか、製造の方法の基準でありますとか、保存の方法の基準というようなことをきめておるわけであります。しかし、牛乳あるいは乳製品の中には、たとえば加糖粉乳でありますとか、調製粉乳でありますとか、そういう種類のものにつきましては、その中の成分についても、一定のパーセントをきめで
○五十嵐政府委員 事務当局からただいまの点を申し上げますが、乳飲料につきましては、乳及び乳製品の成分等の規格に関する省令の中で別表に乳飲料の規格がございまして、そこで規定をいたしております。
○五十嵐政府委員 こういったガスあるいは粉塵の人体に及ぼす影響につきましては、従来ある程度研究成績がございましてとえば亜硫酸ガスと呼吸器系統の疾患との相関性というようなことについても、幾つかのデータがあるわけでございます。しかし、私どもとしては、なおこの点につきましては、因果関係まで突き詰めましたさらに適確な資料を得たいということで、この点は厚生省といたしましてもただいま研究を続けておるわけでございます
○五十嵐政府委員 先生御承知のように、昨年の十二月一日から一部施行されましたいわゆるばい煙規制法は、私ども厚生省と通産省との共管でございまして、これは年度内にぜひその他の政令等をきめていただきまして、だんだんとフルに動かして参りたい。このばい煙規制法の施行によりまして、ぜひともこのスモッグの状態、その他ばい煙によりますいろいろな被害をこれ以上増大しないように、またさらにこれを減少していくように努力して
○五十嵐政府委員 スモッグの問題につきましては、先先も御指摘になりましたように、昨年の十一月、十二月、本年の一月、かなりの影響を持つ結果を私ども承知いたしておるわけでございますが、気象庁の方で測定いたしました結果では、十一月には視程二度のものが四日、十二月にはやはり視程二度のものが十九日、それから一月には七日と記憶いたしております。そういうような状況でいわゆるスモッグの状態が見られたわけでございます
○五十嵐政府委員 必要があればそのようなものを含めて、やはり不法投棄をしないようにという例示として指示いたしてございます。